入稿ガイド
●用意していただくもの
- 入稿データ
- 弊社専用サーバ(XMFRemote)、オンラインストレージサービス、USB・CD-R・DVD 等のメディアを使用してください。
- 最終原稿
- 最終データをプリントアウトしていただいたものや、確認用のPDF。
- 色見本
- 特色印刷(CMYK以外)の場合はDICチップ、PANTONE チップなどの色見本を用意してください。チップ等の用意ができない場合には弊社担当までご相談ください。色味に関しては指定がない限り当社標準濃度にて印刷いたします。色調補正は別途作業料金をいただくことになります。
●データ作成・入稿時の注意点
- 1. 基本事項
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・ご注文のサイズとデータが同サイズであるか確認してください。
・フォントはすべて(リンクデータも含む)アウトラインを取ってください。
アウトラインが取られていないものは再入稿をお願いいたします。
・仕上げサイズの3mm内に文字(絵柄)がある場合は断裁時に切れてしまう可能性があります。
・仕上げサイズの外側に3mmずつヌリタシをつけておいてください。
足りない場合は断裁時に紙色がでる可能性があります。
・仕上がり位置のアタリ罫は必ず削除しておいてください。削除されていないとそのまま印刷されてしまいます。
・画像解像度は使用する寸法で350dpi 以上を維持できる倍率でご使用ください。(解像度は高すぎても低すぎても劣化します。)
・入稿データには拡張子を必ずつけてください。
・ファイル名はできる限り半角英数字でお願いいたします。また他ファイルと重複するファイル名はつけないでください。
・ファイル名に以下の「禁止文字」は使用しないでください。
禁止文字 ! “ # $ % & ‘ ( ) = ^ ~ ¥ | @ [ { ; + : * ] } , < . > / ? ÷ などの特殊記号、異体字、半角カタカナ
これらはデータ転送の際文字化けする可能性があり、リンク外れなどの原因となります。
・入稿前に必要データファイル(リンク画像など)の有無を確認してください。
・データの取り違えなどの原因となりますので、最終データ以外の不要なファイルは同梱しないようお願いいたします。
・対応アプリケーションをご確認ください。 弊社PDF作成マニュアルにもとづき作成されたPDF、および対応アプリケーションのみの対応とさせていただいております。 上記以外でのご入稿の場合はトラブルの原因となるため対応不可となっております。順次ご対応を拡充させていただく予定ですのでご了承ください。
・トンボ(トリムマーク)やヌリタシの有無、画像解像度、仕上がりサイズなど、データの問題等については、データ不備としてお客様に修正を行っていただくことになります。ご留意ください。
・4色(CMYK)印刷の場合には、データに特色(スポットカラーも含む)は使用しないでください。
・1色刷りの場合はグレースケールで作成してください。
・RGBのデータは印刷できません。必ずCMYKに変換済データで入稿してください。
※Japan Color 2001 Coated推奨 CMYKでない場合、弊社にて変換を行い進行いたします。色味の変化を伴う場合がございますが、ご了承ください。
※レイヤーを統合していないRGB画像を使用している場合は、不具合が発生する場合があります。
・特色印刷の場合であっても、特色(スポットカラーも含む)でのデータ入稿は対応しておりません。必ず、プロセスカラーに変換しての入稿をお願いいたします。その際には、お手数ですが対応色の指示(「C版→DIC555」等)もお願いいたします。
・ヘアライン(極細線)は印刷されない場合がございます。
0.2pt(0.07mm)以下の線は細過ぎて印刷されない場合がありますのでご注意ください。
・PDFデータで、Adobe Acrobat Proなどで新たに文字やデザインを付け加えられた部分は印刷に反映されません。修正する場合は、必ずPDFを作成される前の元のデータを修正の上、再度PDFを作成してください。
・PDFデータはパスワードをかけずにご入稿ください。処理ができません。
アジロ・無線綴じについて
・表紙に紙厚に応じた背幅が必要です。(表紙は必ず見開きで作成してください。)
・表2、表2対向、表3、表3対向にのりしろ(のど部分に2mm)が必要です。
・のど部分に文字や絵柄がかかると製本時に可読性が悪くなりますのでご注意ください。見開きにまたがる箇所は文字などは避け、ズレが生じても問題ない絵柄を制作ください。
- 2. サイズについて
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・塗り足しは3mm【最低でも2mm以上】とってください。(不足している場合は紙色がでる可能性があります)
・仕上がりから3mm以内に文字やオブジェクトがある場合、断裁時に切れるおそれがあります。
・折りがある場合、折りトンボが必要です。
〈輪転〉
・天地左右7mm以上余白が必要です。
(例)当社の輪転サイズ
B4サイズ『382×273』(絵柄は368×259以内)
B3サイズ『546×382』(絵柄は532×368以内)
D4サイズ『406×273』(絵柄は392×259以内)
D3サイズ『546×406』(絵柄は532×392以内)
・化粧断裁する場合は7mmの余白必要ありません。ヌリタシが3mmずつ必要です。
(例:全面の背景があるものでB4サイズ『364×257』の場合『370×263』の背景が必要です)
- 3 入稿形式
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弊社ではPDF/x4での入稿を推奨しています。
PDF形式(PDF作成マニュアルもしくは PDF書き出し方法を参照してください。)、DS outlinePDF)
Illustrator形式(対応アプリケーションを参照してください。)
InDesign形式(対応アプリケーションを参照してください。)
(Office系ソフトでの入稿についてはご相談ください。)
- 4. 入稿データのチェック
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- サイズ
- ご注文のサイズ通りか確認してください
- 特色の有無
- 特色を使用しない場合はプロセス4色で作成してください。
特色使用の場合は、C・Mなどプロセスに置き換えて下さい - ヌリタシ
- ヌリタシがある事を確認してください。
- 仕上がり周辺
- 仕上がり付近に切れては困るデータが配置されていないかチェックをしてください。
- 余白
- (輪転の場合)天地左右7mm有るかチェックして下さい。
- トンボの有無
- トンボがないと仕上がりが大きくずれる可能性があります。
必ずご注文のサイズのトンボを付けて下さい - オーバープリント設定
- Illustratorでのオーバープリント設定は外しておいて下さい。
(当社ではリファイン時に自動で外れる設定となっております。) - オーバープリントの確認
- スミ100%はすべてオーバープリントになります。オーバープリントを解除したい場合はスミ99%、又はリッチブラックにしてください。
白のオーバープリントは消えてしまいますので注意して下さい。 - 不要なスウォッチやオブジェクト
- 不要なスウォッチやオブジェクトは削除して下さい。
- フォント
- アウトラインを取って下さい。
- カラー設定
- RGBを使用してないか確認してください。
印刷色以外の色は使わないでください。 - 冊子のデータ
- 表紙、本文全てのページが揃っているか確認をしてください。
- 5. カラーについて
- プリントアウトの色と印刷時の色は異なりますのでご注意ください。 画像の色調整が必要な場合には弊社にて色調整を行っております。また、仕上がりの色味をご確認されたいお客様は本機色校正または簡易色校正をおすすめします。詳細はお問い合わせください。(色調整・色校正には別途費用がかかります)
- 6. データ不備について
- 入稿データに不備があると印刷できない場合や、思った通りに印刷されない場合があります。その場合、当方では一切責任を持てませんので、データのチェックは確実にお願いいたします。 ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
- 7. 加工がある場合
- 商品の仕様によって、加工指示が必要です。(加工指示書を添付ください)折り加工(山折・谷折・表紙部分)、天地表裏関係、穴あけ、ミシン目加工、ナンバリングなど、指示を表記してください。
- 8. 個人情報について
- ・入稿データに含まれる個人情報は、同意を得て取得された情報であること。 ・入稿データに含まれる個人情報は、特定の機微な情報を含んでいないこと。 これらの入稿されたデータは弊社の定める個人情報保護マネジメントシステムを順守し取り扱われます。(詳細は弊社プライバシーポリシーをご確認ください。)
- 9. バージョンについて
- ・弊社対応可能ソフト及びバージョンについてはこちらを参照してください。