水曜です。ふくたです。
セブンイレブンって美味しいですよね。
定期的にブームがくるんですけど今また自分の中でセブンブームがきています。
カツサンドなんか絶品です。
少し辛子が効いていてソースも甘辛くて凄まじく美味なのでぜひ食べてみてください。
さて。
前回、前々回のブログにてかなり社内で遊び…じゃなくて、実験的なことをしていたのですが企画内で散々批判を受けました。
横さん及びバンダムから「全然本関係ないじゃん」と。
こちらとしては本にまつわる記事にしているつもりだったのですが…ううむ。
ならば要望にお応えしましょう!!!!!
ということで、今日は最近読んでめちゃ面白かった本を紹介します!
でーん。
島本理生のファーストラヴです。
わたくしふくた、島本理生作品につきましては、ナラタージュやあられもない祈りなどしか読んだことがなく、恋愛小説のイメージが強くて、今回も「ファーストラヴ」なんてタイトルだしそうなのだろうな〜と思っていたのです。
が、帯を御覧ください。
なぜ娘は父親を殺さなければならなかったのか?(!!!!)
そうなんです、ファーストラヴはミステリーなのです。
夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環奈が逮捕されます。
彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺。
就職活動の最中、環奈はその面接の帰りに凶行に及んだのです。
環奈は大変美しく、その美貌も相まってこの事件はマスコミから大きく注目されます。
彼女はなぜ父親を殺さねばならなかったのか。
臨床心理士の真壁由紀はこの事件を題材とした本の執筆を依頼され、環奈やその周辺の人々と面会を重ねていきます。
そこから浮かび上がってくる環奈の過去とは…!!!!!!!!
というあらすじです。
この女子大生の環奈、めちゃくちゃ可愛いという設定なので脳内で橋本環奈ちゃんを当てて読んでいました。
同じ名前だからという安直な発想です。
単純ですいません。
そして感想ですが…
かなり面白かったです!!!!!!!!!&つらい…
湊かなえの母性という本が結構好きなのですが、読んでいる間の気分はあの本に近いものがありました。主観ですが。ぐんぐん引き込まれます。
こちら裏の帯。
坂口健太郎のお墨付きであります!
というか今年の直木賞作品なので私が言うまでもなく面白いのですけどね…
開いたところ
も〜〜〜〜これだけ読んでも面白いですね!!!!!
いやほんと面白いので読んで!!!!!(語彙力の無さ)
ちなみに直木賞とはどんな賞か皆さんご存知でしょうか。
直木賞は正式名称が直木三十五賞といいます。
直木三十五は日本を代表する小説家で、脚本家・映画監督でもありました。
大衆小説を多く残しているので、直木賞も大衆小説が選考対象となります。
大衆小説とは芸術性よりも娯楽性・エンタメ性に重きを置いている作品を指します。
一方、いつも同時に発表される芥川賞(芥川龍之介賞)は純文学作品が選考対象で、娯楽性よりも芸術性が高いかどうかに重きを置いています。
なので、ただ面白い本を読みたいのなら直木賞受賞作品・ノミネート作品をおすすめします!
毎年直木賞作品は必ず買ってチェックしていますが本当にはずれないです!
芥川賞はすこし難しいところがあるので本慣れしていないと楽しくないかもしれません…。
ちなみに近年話題の本屋大賞はもっとカジュアルな賞です!
本屋大賞についてはまた次回にでも、本を紹介しつつお話できればと思います。
今週の金曜で読書週間も終わってしまいますが、読書を始めたい方は直木賞作品から読み始めてみてはいかがでしょうか?
今日のところはこのへんで!
ファーストラヴ読んだ人はぜひ感想を語り合いましょう!
ドロン!