助成金、補助金と給付金の違いって？

新型コロナウィルスで日本のみならず世界中の経済が影響を受けている今、政府からも様々な経済支援が取られています。

特にこの10月からはGO TO TRAVELキャンペーンに東京が追加されたり、GO TO EATも始まったりとこれから始まる支援制度もあります。

その中でも5月頃にスタートした特別定額給付金で10万円をもらえたのが記憶に新しいかと思います。

そんな給付金以外にもコロナによる「補助金」や「助成金」の制度が数多く新設されました。

すでに締め切っているものもありますが、この「給付金」「補助金」「助成金」の違い、わかりますか？

●給付金って何？

給付金はその名の通りお金を給付することです。今回の特別定額給付金は「住民基本台帳に登録されている人全てに」10万円を給付するという内容でした。役場から申請書が届き、返信すると後日１人につき10万円が指定の口座に振り込まれました。特に返済をする必要もなく、10万円がほぼ無条件でもらえたので、もちろん10万円ではどうにもならないほど影響を受けている方も多くいたかと思いますが、非常にありがたい支援対策だったのではないかと思います。

●助成金って何？

助成金は一定の条件を満たすとほぼ100%支給される制度で、性質は雇用や労使に関する支援金がほとんどです。一部自治体もありますが、多くが厚生労働省が管掌しています。こちらも給付金と同様に返済する必要はありません。

●補助金って何？

補助金については審査が入り、採択されると支給される制度です。採択される件数や金額なども決まっていることもあり、必ず補助金を受けられるというものではありません。こちらも返済する必要はありません。

●まだこれから申請できる補助金・助成金は？

9月18日現在で、締め切られたものもありますが、申請できる補助金や助成金も多くあります。その中でもコロナ対策での特別な補助金・助成金をピックアップ。

【小規模事業者持続化補助金　コロナ特別対応型、一般型】

小規模事業者に向けの補助金制度。対象となる事業者の定義はこちら。