オフィスに入ってすぐの席。
そこに彼女の姿があった。
大前真基子。
印刷時、必要なものは数多ある。
彼女によってそれらは一体どのように管理されているのか。
印刷資材を管理する購買の1日に、密着!
大前の仕事は出社時から始まっている。
ー1日の仕事の流れを教えてください。
「会社に着いたらまず、下の資材室にそのまま入ります。そこに前日出庫したものがあるので、表を確認してそれら全てを回収してオフィスに上がります。資材室ではその際、無くなっている資材やもう頼まないといけないようなものを確認していますね。目で。その後はkintone(PC)を利用して発注をかけるという感じです。」
ー目で確認!
「最低在庫数やラインなどで管理してそれを基準に発注していますね。資材室で確認するのは包装紙やラップ、OPPやクラフトテープなどです。」
ーオフィスに入ってからはどうですか。
「下(資材室)で見てきたものの発注をかけたり、メールチェックをして生産現場などから発注依頼があったものを発注しています。私は外注の方を担当する、というよりは主に社内の資材や紙の発注管理がメインですね。インクや機械の専用洗浄剤などの資材は現場の人からの依頼が多いです。」
ー紙の管理について教えてください。
「印刷予定を確認して、足りない紙を発注しています。紙の不足はサピエンス(PC)上で在庫を確認しています。同時に私は現物の方も実際に見て管理していますね。印刷予定は営業やCSRが入れてきた発注書で確認します。銘柄指定で入ってきた紙はその銘柄を発注しますが、そうではなく、フリーで入ってきたもの(マット紙やコート紙)は、その時々で最も適している種類の紙で発注をかけます。夕方以降の飛び込み案件で紙が足りない時なんかは、手配が大変なのでいつも目を光らせて管理しています(笑)。」
仕事をする上で、大前がいつも大切にしていることがある。
「朝からスタートダッシュを切って、バーっとこなしたいんですけど、他の横入りの仕事が入ったり、それこそ飛び込み案件の対応なんかで思うように進まないことが多いんですよね。でも、その都度グッと深入りしすぎず、切り替えてこなせるように意識しています。気持ちを軽く保つと笑顔で仕事ができますから。」
仕事に対してポジティブな気持ちを保つ。
これが、大前のこだわりだ。
そんな大前には心を軽やかに保つリフレッシュ法がある。
「昼ごはん時、ちょっとの時間ゲームをするのはすごく息抜きになっていますね。LINEゲームのポコポコなんかは最高進度まで進めています(笑)。今はずっと次のゲームができるのが楽しみですね。他にはたまごっちもするし、家に帰ってから家事の合間にゲームをしてリフレッシュしています。」
主婦業もこなし、仕事も笑顔でこなしている。
そんな大前に、聞いてみた。
「ええと…世界、かな。」
「ありがとうございました。」
こうして大前はオフィスを後にした。
終
▼ダイジェストムービー
※プリンティング松下の流儀は2ヶ月に1回更新の連載記事となります!次回もお楽しみに!